失業保険を受給するには、認定期間内に求職活動実績を作る必要があります。しかし、毎回ハローワークに通うのは大変と感じる方も多いのではないでしょうか。実はオンラインセミナーを活用すれば、自宅にいながら手軽に実績を作ることが可能です。
本記事では、求職活動実績になるオンラインセミナーの種類や具体的な手順、失業認定申告書の書き方、注意点まで詳しく解説します。

求職活動実績を自宅で即2回作る方法を解説しています!
求職活動実績とは?オンラインセミナーが認められる理由

失業保険(雇用保険の基本手当)を受給し続けるためには、ハローワークに「きちんと仕事を探しています」と証明する必要があります。その証明手段が「求職活動実績」です。
求職活動実績は、求人サイトを眺めるだけでは認められず、第三者が客観的に確認できる具体的な行動が求められます。ここでは、求職活動実績の基本ルールと、なぜオンラインセミナーが実績として認められるのかを解説します。
求職活動実績の基本ルールと必要回数
求職活動実績とは、失業手当を受給するために必要な「仕事探しの活動記録」のことです。ハローワークが客観的に確認できる活動でなければ実績としてカウントされません。
失業手当を受け取るには、原則として4週間(28日間)ごとに設定される「認定日」にハローワークへ出向き、失業認定申告書を提出する必要があります。この認定日までに所定の回数の求職活動実績を積んでおかなければ、その期間分の失業手当は支給されません。
必要な求職活動実績の回数は、以下のとおりです。
初回認定日までは、原則1回以上の実績が必要です。雇用保険受給者説明会や初回講習会への参加が自動的に1回分としてカウントされるため、実質的にはこれだけでクリアできるケースがほとんどです。
2回目以降の認定日までは、前回の認定日から次回の認定日前日までに2回以上の実績が必要になります。なお、給付制限期間が3ヶ月ある方は、待期満了後から給付制限経過後の最初の認定日前日までに3回以上の実績を求められる点に注意しましょう。
求職活動実績として認められる主な活動には、求人への応募、ハローワークでの職業相談、許可・届出のある民間職業紹介事業者が行うセミナーや職業相談、公的機関が主催する各種講習・セミナーへの参加、資格試験の受験などがあります。
オンラインセミナーが実績になる根拠
オンラインセミナーが求職活動実績として認められるのは、厚生労働省が定めたガイドラインに基づいています。
厚生労働省の「雇用保険の失業等給付受給資格者のしおり」では、求職活動実績に該当する活動の一つとして「許可・届出のある民間機関が行う職業相談・職業紹介等、各種講習・セミナーの受講」が明記されています。つまり、セミナーの開催形式が対面かオンラインかは問われておらず、内容が就職活動に関連していれば実績として認められるのです。
具体的には、リクルートエージェントやdodaなどの転職エージェントは、厚生労働省から認可を受けた「民間職業紹介事業者」に該当します。これらのサービスが主催するオンラインセミナーは、職業安定法第4条第1項に基づく事業者が提供する就職支援活動にあたるため、ハローワークの求職活動実績として認定されます。
また、ハローワーク自身もオンラインセミナーを提供しており、動画配信サービス「gacco」を通じた就職支援セミナーの受講は、修了テストをクリアすれば実績1回分として認められます。東京しごとセンターや各地のジョブカフェといった公的機関のオンラインセミナーも同様に実績の対象です。
実績として認められないセミナーの特徴
すべてのオンラインセミナーが求職活動実績になるわけではありません。参加してから「実績にカウントされなかった」と後悔しないよう、認められないセミナーの特徴を事前に把握しておきましょう。
まず、就職活動と直接関係のない内容のセミナーは実績として認められません。たとえば資産運用セミナーや一般的なビジネスマナー講座など、再就職に結びつかない内容のものは対象外となる可能性があります。転職エージェントが主催するセミナーであれば就職関連の内容がほとんどですが、自治体や民間団体が主催するセミナーの場合は内容をよく確認してください。
許可・届出のない事業者が開催するセミナーも実績にはなりません。求職活動実績として認められるのは、厚生労働省が認可した民間職業紹介事業者が主催するセミナーに限られます。
求職活動実績になるオンラインセミナーの種類3選


オンラインセミナーで求職活動実績を作る方法を解説しています!
求職活動実績として認められるオンラインセミナーは、大きく3つの種類に分けられます。それぞれ開催頻度や受講方法、参加証明の仕組みが異なるため、自分の状況に合ったセミナーを選ぶことが大切です。
ここでは、各セミナーの特徴やメリットを詳しく解説していきます。
転職エージェント主催のオンラインセミナー
リクルートエージェントやdodaなどの転職エージェントが開催するオンラインセミナーは、求職活動実績を効率的に作りたい方にとって最も利用しやすい選択肢です。
最大の魅力は、開催頻度の高さと受講の手軽さにあります。これらの転職エージェントはほぼ毎日のようにセミナーを開催しており、自宅からスマホやパソコンで気軽に参加できます。テーマも自己分析や職務経歴書の書き方、面接対策、キャリアデザインなど幅広く、転職活動に直結する実践的な知識を無料で学べるのも大きなメリットです。
リクルートエージェントのセミナーの特徴
リクルートエージェントのオンラインセミナーは、アーカイブ動画の視聴でも求職活動実績として認められる点が大きな特徴です。ライブ配信の日程に合わせる必要がなく、自分の好きな時間に好きな場所で視聴できるため、忙しい方にも最適といえます。
セミナーの内容は「職務経歴書の書き方」「面接力向上」など実用的なテーマが中心で、転職活動にそのまま活かせるクオリティの高い講座が揃っています。
受講後に参加証明書は発行されませんが、視聴完了後に届く「参加御礼メール」が証明代わりになります。万が一ハローワークから確認を求められた場合に備えて、このメールは削除せず保管しておきましょう。
また、リクルートエージェントは厚生労働省から認可を受けた民間職業紹介事業者であるため、セミナー内容に関する確認テストの回答なども不要で、動画を視聴するだけで実績が成立します。dodaと比べて手順がシンプルなので、手軽さを重視する方にはおすすめです。
dodaのセミナーの特徴
dodaのオンラインセミナーは、アーカイブ動画の視聴後に簡単な確認テストに回答することで「求職活動証明書」が正式に発行される点が大きな特徴です。証明書がメールで届くため、ハローワークから提出を求められた場合にも安心して対応できます。
セミナーの種類も豊富で、アーカイブとして長期間残っている動画が多いため、好きなタイミングで受講しやすいのもメリットです。動画一覧のページでは、求職活動証明書の発行対象かどうかが一目で分かるマークが表示されているので、対象外のセミナーを誤って選んでしまうリスクも防げます。
ただし、いくつか注意点があります。まず、求職活動証明書の表記があるセミナー動画のみが実績の対象です。すべてのセミナーが対象ではないため、申し込み前にマークの有無を必ず確認しましょう。また、同一セミナー動画での確認テスト回答と実績利用は年度内(4月〜翌年3月)に1回限りとされています。
確認テストの内容はセミナーの要点を問うシンプルなもので、動画をきちんと視聴していれば問題なく回答できるレベルです。回答後に登録メールアドレス宛に証明書が届くので、印刷して保管しておくとよいでしょう。
ハローワーク主催のオンラインセミナー
ハローワークもオンラインで就職支援セミナーを提供しています。公的機関が主催するため、求職活動実績として確実に認められる安心感が最大のメリットです。
ハローワークのオンラインセミナーは、就職活動の進め方や応募書類の作成方法、面接の注意点など、基礎的な内容を網羅した8つの動画講座で構成されています。1つの動画だけを視聴するのではなく、すべての動画を視聴したうえで修了テストを受ける仕組みとなっており、修了条件をクリアすると修了証がダウンロードできます。
この修了証が求職活動実績の証明として利用でき、修了日を含む認定期間の実績1回分としてカウントされます。ただし、修了証を使った実績申請は1回限りのため、毎回の認定期間にハローワークセミナーだけで実績を賄い続けることはできない点には留意が必要です。
公的機関(しごとセンター・ジョブカフェ)のセミナー
ハローワーク以外にも、東京しごとセンターや埼玉しごとセンター、各地のジョブカフェなどの公的就職支援機関がオンラインセミナーを開催しています。これらのセミナーも失業認定申告書の求職活動実績として記載可能です。
しごとセンターでは、履歴書・職務経歴書の書き方や面接対策、キャリアの棚卸しといったテーマのセミナーが定期的に開催されています。ライブ配信とオンデマンド配信の両方が用意されているケースが多いですが、求職活動実績として認められるのはライブ配信のみという場合もあるため、事前に確認しておくことが重要です。
ジョブカフェは主に34歳以下の若年層を対象とした就職支援施設で、各都道府県に設置されています。若手向けの実践的なセミナーが多く、同世代の求職者と一緒に学べる機会が得られるのも特徴です。
オンラインセミナーで求職活動実績を作る手順

オンラインセミナーで求職活動実績を作る流れはとてもシンプルです。転職エージェントへの登録からハローワークへの申告まで、すべて自宅で完結できるため、忙しい方でも無理なく進められます。
ここでは、最も手軽に実績を作れる転職エージェントのオンラインセミナーを例に、具体的な手順を4つのステップで解説します。

オンラインセミナーで求職活動実績を作る方法を解説しています!
転職エージェントに無料登録する
まずは、オンラインセミナーを提供している転職エージェントに会員登録を行います。リクルートエージェントやdodaなど、主要な転職エージェントの登録はすべて無料で、料金が発生することは一切ありません。
登録時に入力する情報は、氏名・生年月日・メールアドレス・電話番号・直近の職歴・希望の転職時期などが中心です。早ければ3分程度で登録が完了するため、認定日が迫っている方でもすぐに次のステップに進めます。
1つの転職エージェントだけでは受講できるセミナーの数に限りがあるため、リクルートエージェントとdodaの両方に登録しておくのがおすすめです。選択肢が増えることで、認定期間内に2回分の実績を確保しやすくなります。
対象のオンラインセミナーに申し込む
会員登録が完了したら、求職活動実績の対象となるオンラインセミナーを探して申し込みます。ここで最も重要なのは、すべてのセミナーが実績対象ではないという点です。
dodaの場合は、セミナー動画の一覧ページに「求職活動証明書」のマークが表示されている動画のみが対象です。マークのない動画を視聴しても実績にはならないため、申し込み前に必ず確認してください。
リクルートエージェントの場合は、公式サイト内の「イベント情報」ページからセミナーを探します。アーカイブ動画の視聴も実績として認められるため、ライブ配信の日程が合わない方でも柔軟に対応できます。
セミナーのテーマは、職務経歴書の書き方や面接対策、自己分析の方法など多岐にわたります。どのテーマを選んでも実績としてのカウントに違いはありませんが、自分の転職活動に直接役立つ内容を選べば一石二鳥です。
セミナーを視聴して参加証明を取得する
申し込んだセミナーを視聴し、受講の証拠となる参加証明を取得します。転職エージェントによって証明の取得方法が異なるため、それぞれの流れを把握しておくことが大切です。
dodaの場合は、セミナー動画をすべて視聴した後に簡単な確認テストに回答します。テストの内容はセミナーの要点を確認するもので、きちんと動画を視聴していれば問題なく答えられるレベルです。回答が完了すると、登録したメールアドレス宛に「求職活動証明書」が届きます。
リクルートエージェントの場合は、確認テストはありません。セミナー動画を視聴するだけで実績が成立します。視聴完了後に届く「参加御礼メール」が受講の証拠になるため、このメールは削除せずに保管しておきましょう。
失業認定申告書に実績を記入して提出する
セミナーの受講が完了したら、失業認定申告書に求職活動実績として記入し、認定日にハローワークへ提出します。
記入の手順はシンプルです。まず、失業認定申告書の「求職活動をしましたか」という項目で「ア 求職活動をした」に丸をつけます。次に、求職活動の方法として「(イ)職業紹介事業者による職業相談、職業紹介等」に丸をつけましょう。
続いて、活動日にはオンラインセミナーを視聴した日付を記入します。利用した機関の名称には「リクルートエージェント」や「doda」など、実際に利用した転職エージェントの正式名称を記載してください。求職活動の内容欄には、「オンラインセミナー(職務経歴書の書き方)を受講」のように、受講したセミナーのタイトルを具体的に書くとスムーズです。
なお、ハローワーク主催のオンラインセミナーを受講した場合は、求職活動の方法を「(ア)公共職業安定所又は地方運輸局による職業相談、職業紹介等」に丸をつけ、機関名には「ハローワーク〇〇」と記載します。
オンラインセミナー参加時の失業認定申告書の書き方

オンラインセミナーを受講して求職活動実績を作っても、失業認定申告書への記入を間違えてしまうと認定されない恐れがあります。利用した機関の種類によって記入方法が異なるため、正しい書き方をしっかり押さえておきましょう。
ここでは、ハローワークのセミナーと転職エージェントのセミナーそれぞれの記入例に加え、参加証明の保管方法まで解説します。
ハローワークのセミナーを受講した場合の記入例
ハローワーク主催のオンラインセミナーを受講した場合、失業認定申告書の第3項目「求職活動をしましたか」の欄に以下の要領で記入します。
まず「ア 求職活動をした」に丸をつけます。次に、求職活動の方法(1)では「(ア)公共職業安定所又は地方運輸局による職業相談、職業紹介等」に丸をつけてください。ハローワークは公共職業安定所にあたるため、民間の転職エージェントとは選択する項目が異なる点に注意しましょう。
活動日にはオンラインセミナーを実際に視聴した日付を記入します。修了テストを受けた日が視聴日と異なる場合は、修了証に記載されている修了日を記入するのが確実です。
利用した機関の名称には「ハローワーク〇〇」と、自分が管轄されているハローワークの正式名称を記載します。たとえば「ハローワーク渋谷」「ハローワーク梅田」のように、略称ではなく正式名称で記入してください。
求職活動の内容欄には「オンライン就職支援セミナーを受講」と記載すれば問題ありません。具体的な講座名を覚えている場合は「就職支援セミナー(応募書類の作成方法)を受講」のように書くと、より正確な記録になります。
転職エージェントのセミナーを受講した場合の記入例
リクルートエージェントやdodaなど、転職エージェント主催のオンラインセミナーを受講した場合は、ハローワークのセミナーとは選択する項目が異なります。
「ア 求職活動をした」に丸をつけるところまでは同じです。求職活動の方法(1)では「(イ)職業紹介事業者による職業相談、職業紹介等」に丸をつけてください。転職エージェントは公共職業安定所ではなく、許可・届出のある民間職業紹介事業者に該当するためです。
活動日にはセミナーを視聴した日付を記入します。アーカイブ動画を視聴した場合は、実際に動画を視聴し終えた日を記載しましょう。
利用した機関の名称欄には、利用した転職エージェントの正式名称を記入します。リクルートエージェントであれば「リクルートエージェント」、dodaであれば「doda(パーソルキャリア株式会社)」のように記載すれば問題ありません。
求職活動の内容欄には「オンラインセミナー(職務経歴書の書き方セミナー)を受講」のように、実際に受講したセミナーのタイトルを具体的に記入します。ハローワークの担当者からセミナーの内容について質問される場合もあるため、どのようなテーマのセミナーだったかは覚えておくようにしましょう。
記入する際は必ず黒のボールペンを使用してください。シャープペンシルやフリクションなどの消せる筆記具は使用不可とされており、書き直しを求められることがあります。万が一記入を間違えた場合は、二重線を引いて自分の名字の訂正印を押すか、自筆で名字を書いたうえで正しい内容を記入すれば問題ありません。
参加証明書・参加メールの保管方法
オンラインセミナーを受講した際の参加証明は、ハローワークから提出を求められることは多くありません。しかし、事実確認が行われるケースもゼロではないため、証拠はしっかり保管しておくことが大切です。
dodaのオンラインセミナーを受講した場合は、確認テスト回答後にメールで届く「求職活動証明書」が正式な証明になります。このメールを受信したら、メール自体を削除しないことに加えて、証明書部分をPDFや画像として保存しておくと安心です。また、紙で保管したい場合はメール文面を印刷しておきましょう。ハローワークから提出を求められた際は、この印刷物を提示すれば対応できます。
リクルートエージェントの場合は、正式な参加証明書は発行されません。代わりに、セミナー視聴完了後に届く「参加御礼メール」が受講の証拠となります。このメールにはセミナー名や受講日が記載されているため、受信後すぐにスクリーンショットを撮っておくか、専用のフォルダに移動して誤って削除しないよう管理してください。
ハローワーク主催のオンラインセミナーの場合は、修了テストをクリアすると修了証がダウンロードできます。修了証はPDF形式で提供されるケースが多いため、ダウンロード後にパソコンやスマートフォンに保存し、印刷したものも手元に用意しておくと万全です。
保管のポイントとしては、メールやファイルを「求職活動実績」などの名前をつけた専用フォルダにまとめて管理する方法が便利です。失業手当の受給期間が終了するまでは証明書類を保管しておけば、どの認定期間にどのセミナーを受講したかをすぐに確認できます。
オンラインセミナーで実績を作る際の5つの注意点

オンラインセミナーは自宅から手軽に求職活動実績を作れる便利な方法ですが、知らずにルールを破ってしまうと「実績としてカウントされなかった」という事態になりかねません。
せっかく時間をかけてセミナーを受講したのに無駄になってしまわないよう、ここで紹介する5つの注意点を事前にしっかり確認しておきましょう。
同じ日に2回受けても1回分しかカウントされない
認定日までに2回分の実績を一気に片付けたいと考え、同じ日に2つのセミナーを受講しようとする方は少なくありません。しかし、同一日に複数のセミナーを受講しても、求職活動実績としてカウントされるのは1回分のみです。
たとえば午前中にリクルートエージェントのセミナーを視聴し、午後にdodaのセミナーを受講したとしても、その日の実績は1回として扱われます。これはハローワークの運用上のルールとして定められており、セミナーの主催者が異なっていても変わりません。
そのため、認定対象期間内に2回分の実績を確保するには、最低でも2日に分けてセミナーを受講する必要があります。認定日が近づいてから慌てないよう、余裕を持ったスケジュールでセミナーを受講するよう心がけましょう。
同一セミナーの複数回受講は実績にならない
同じセミナーを2回受講すれば2回分の実績になるのではと考える方もいますが、同一のセミナーは何度受講しても実績としては1回分にしかなりません。
dodaの場合は、同一セミナー動画での確認テスト回答および求職活動実績としての利用が年度内(4月〜翌年3月)に1回までと明確にルール化されています。リクルートエージェントでも同様に、同じセミナーの繰り返し受講は別の実績としてはカウントされません。
2回分の実績を作りたい場合は、必ず異なるテーマのセミナーを選んで受講してください。たとえば1回目は「職務経歴書の書き方」、2回目は「面接対策」のように別々のセミナーを選べば、それぞれ1回ずつの実績として認められます。
複数の転職エージェントに登録しておくと、選べるセミナーの種類が大幅に増えるため、異なるセミナーを探す手間が省けて効率的です。
求職活動に無関係なセミナーは認められない
求職活動実績として認められるセミナーは、再就職に直結する内容のものに限られます。就職活動や転職活動とは関係のないテーマのセミナーに参加しても、実績としてはカウントされません。
具体的には、資産運用や投資に関するセミナー、趣味・教養系の講座、一般的なビジネスマナーのみを扱うセミナーなどは対象外となる可能性が高いです。あくまでも「職業に関連する内容」であることが求職活動実績として認められるための重要な条件です。
リクルートエージェントやdodaなどの転職エージェントが主催するセミナーであれば、基本的に転職・就職に直結する内容で構成されているため、この点を心配する必要はほとんどありません。
一方、自治体や民間団体が主催するセミナーの場合は、テーマによって認められないこともあります。セミナーのタイトルや内容が就職活動に関連しているかどうか、申し込み前によく確認するようにしてください。
認定対象期間内にセミナーを受ける必要がある
求職活動実績は、認定対象期間内に行った活動のみが有効です。認定対象期間とは、前回の認定日から次回の認定日の前日までの約4週間(28日間)を指します。
この期間外に受講したセミナーは、その期間の実績としてはカウントされません。たとえば、前回の認定日より前に受講したセミナーを今回の認定期間の実績として申告することはできないため注意が必要です。
特に気をつけたいのが、認定日当日のセミナー受講です。認定日当日に受講したセミナーは当月の実績として扱われるケースが一般的ですが、ハローワークによって運用が異なる場合もあります。ギリギリのタイミングに頼るのではなく、認定日の数日前までにはセミナーの受講を終えておくのが安心です。
認定日から逆算してスケジュールを立て、期間の前半で1回、後半で1回と分散させてセミナーを受講する計画を立てておくと、余裕を持って2回分の実績を確保できます。
事前にハローワークへ確認しておくと安心
オンラインセミナーの求職活動実績としての取り扱いは、管轄のハローワークによって判断基準が微妙に異なる場合があります。特に初めてオンラインセミナーで実績を作る場合は、受講前にハローワークへ確認しておくことを強くおすすめします。
確認すべきポイントとしては、利用予定の転職エージェントのセミナーが実績として認められるかどうか、アーカイブ動画の視聴でも問題ないか、参加証明書の提出が必要かどうかなどが挙げられます。電話で問い合わせれば数分で回答を得られるため、手間はほとんどかかりません。
また、ハローワークの担当者によっては、オンラインセミナーによる実績申請に関する最新のルールを把握していないケースもあります。不明点がある場合は、厚生労働省のガイドラインや「雇用保険受給資格者のしおり」の記載内容を根拠として確認を求めるとスムーズです。
事前確認を済ませておけば、認定日に「このセミナーは実績として認められません」と言われるリスクを防げます。確認した内容はメモに残しておき、担当者の名前や確認日も記録しておくとさらに安心です。
セミナーばかりで実績を作っても問題ない?


オンラインセミナーで求職活動実績を作る方法を解説しています!
オンラインセミナーの手軽さから、毎回の認定期間をセミナー受講だけで乗り切りたいと考える方は多いのではないでしょうか。「セミナーばかりだとハローワークに指摘されるのでは」と不安に感じる方もいるかもしれません。
ここでは、セミナーのみで実績を作り続けることの可否と、セミナー以外で実績を作る方法についても解説します。
セミナーのみでも求職活動実績は認められる
結論から言うと、求職活動実績がセミナーの受講のみであっても問題はありません。認定対象期間内に2回の実績が必要な場合、その2回ともがセミナー受講であっても実績として認められます。
セミナーへの参加は、就職活動に関連する知識を積極的に習得する行動であり、ハローワークが定める求職活動の定義に該当します。求人への応募や職業相談と同等の扱いを受けるため、セミナーだけで実績を積み重ねたからといって不利になることはありません。
セミナー以外の実績づくりの方法も知っておこう
オンラインセミナーは手軽で便利な実績づくりの方法ですが、それだけに頼り続けると選択肢が限られてきます。いざという時に慌てないためにも、セミナー以外の方法を知っておくことは重要です。
ここでは、代表的な2つの方法を紹介します。
ハローワークでの職業相談
ハローワークの窓口で職業相談を受けることは、最もオーソドックスな求職活動実績の作り方です。予約不要で相談でき、窓口での相談が終わった時点で実績1回分としてカウントされます。
相談内容は自由で、希望する職種や業種に関する質問、応募書類の添削、面接対策のアドバイスなど、転職活動で気になっていることを何でも聞くことができます。相談が終了すると、雇用保険受給資格者証にハンコを押してもらえるため、実績の証明も確実です。
所要時間は30分〜40分程度で、認定日にハローワークを訪れたついでに相談すれば、その場で実績を1回分作ることも可能です。ただし、ハンコは1日1回しかもらえないため、同日に複数回相談しても実績は1回分となる点には注意してください。
オンラインセミナーとハローワークの職業相談を組み合わせれば、自宅での受講1回と来所での相談1回で無理なく2回分の実績を確保できます。
転職サイトからの求人応募
転職サイトを通じて実際に求人へ応募することも、求職活動実績として認められます。1社への応募が実績1回分としてカウントされるため、2社に応募すればそれだけで2回分の実績が完成します。
リクルートエージェントやdodaなどの転職サイトであれば、インターネット上で求人を検索し、気になる企業にそのまま応募できます。応募はスマホからでも可能なため、自宅にいながら短時間で実績を作れる点はセミナー受講と同様です。
ただし、求人を閲覧しただけでは実績にはなりません。実際にエントリーボタンを押して応募を完了させる必要があります。また、同じ企業の同じ求人に複数回応募しても1回分としてしかカウントされないため、異なる求人に応募するようにしましょう。
まとめ:オンラインセミナーを活用して効率的に求職活動実績を作ろう


求職活動実績を自宅で即2回作る方法を解説しています!
本記事では、オンラインセミナーで求職活動実績を作る方法について、セミナーの種類や具体的な手順、失業認定申告書の書き方、注意点まで詳しく解説してきました。
オンラインセミナーは求職活動実績を効率的に作れるだけでなく、職務経歴書の書き方や面接対策など、転職活動に直接役立つ知識を無料で学べる貴重な機会でもあります。実績づくりのためだけに受講するのではなく、セミナーで得た知識を実際の転職活動に活かして、早期の再就職を目指していきましょう。
