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雇用保険説明会に行けないとどうなる?対処法と求職活動実績の作り方を解説

雇用保険説明会に行けない場合、「失業保険がもらえなくなるのでは」と不安に感じる方も多いでしょう。結論から言えば、説明会を欠席しても適切に対処すれば失業保険の受給は可能です。

本記事では、説明会に行けないときの対処法や日程変更の方法、欠席した場合の求職活動実績の作り方、認定日に行けない場合の手続きまでわかりやすく解説します。

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目次

雇用保険説明会に行けないとどうなる?

雇用保険説明会(雇用保険受給者初回説明会)は、失業保険を受給するうえで非常に重要な手続きのひとつです。ハローワークで求職申し込みをした後に日時を指定され、原則として全員が参加する必要があります。

しかし、体調不良や急な予定など、どうしても行けないケースもあるでしょう。「行けなかったら失業保険はもらえなくなるの?」と不安に感じる方も多いはずです。

ここでは、雇用保険説明会に行けなかった場合に起こりうる3つの影響について解説します。結論から言えば、行けなくても失業保険が永久にもらえなくなるわけではありませんが、いくつかのリスクがあるため事前に把握しておきましょう。

失業保険の給付開始が遅れる可能性がある

雇用保険説明会を欠席すると、失業保険の給付開始が遅れてしまう可能性があります。

説明会は初回認定日よりも前に開催されるのが一般的で、この場で「雇用保険受給資格者証」が交付されます。受給資格者証は失業認定を受ける際に必ず必要となる書類であり、説明会に参加しないと受け取ることができません。

受給資格者証がなければ、初回認定日に失業認定の手続きが正常に進まない場合があります。その結果、本来であれば認定日から約5営業日で振り込まれるはずの失業手当が、次の認定日(4週間後)まで先送りになるケースがあるのです。

退職後は収入が途絶えるため、たった4週間の遅れでも生活への影響は小さくありません。説明会への参加が難しいとわかった時点で、早めにハローワークへ相談することが大切です。

求職活動実績1回分を失う

雇用保険説明会に参加すると、その後に行われる初回講習会(職業講習会)とあわせて、求職活動実績1回分としてカウントされます。初回認定日までに必要な求職活動実績は1回なので、説明会に出席するだけで実績の要件を満たすことができる仕組みです。

しかし、説明会を欠席してしまうと、この自動的に得られるはずだった1回分の実績がなくなります。つまり、初回認定日の前日までに自力で求職活動を行い、実績を作らなければなりません。

具体的には、ハローワークでの職業相談や転職サイトからの求人応募などを別途行う必要があります。説明会に参加していれば不要だった手間が発生するため、スケジュール管理にも注意が求められます。

特に説明会の欠席が直前になった場合、認定日までの日数が少なく実績作りに焦ることもあるでしょう。行けないと判断した時点で、代わりとなる求職活動の方法を確認しておくことをおすすめします。

無断欠席は受給資格に影響するリスクも

雇用保険説明会にどうしても行けない場合でも、必ずハローワークへ事前に連絡を入れましょう。無断で欠席してしまうと、受給資格そのものに悪影響が及ぶリスクがあります。

ハローワークによっては説明会への参加を必須条件としているケースがあり、無断欠席をすると「求職の意思がない」と判断される可能性があるためです。最悪の場合、受給資格の取り消しにつながることもゼロではありません。

また、ハローワークごとに欠席時の対応は異なります。ある地域では日程変更に柔軟に応じてくれる一方で、別の地域では日程変更を受け付けていないケースもあります。たとえば、東京・新宿のハローワークでは日程変更を行っておらず、欠席した場合は初回認定日の前日までに1回以上の求職活動が求められます。

いずれにしても、連絡さえ入れておけば多くのハローワークで次の説明会の日程を案内してもらえたり、代替措置を教えてもらえたりします。無断欠席だけは絶対に避け、行けないとわかった時点で速やかに電話連絡をすることが、失業保険をスムーズに受給するための第一歩です。

雇用保険説明会に行けないときの対処法

雇用保険説明会に行けないとわかった時点で、早めに行動を起こすことが何より大切です。「行けないからどうしよう」と悩んで放置してしまうのが最もリスクの高い対応です。

実際には、説明会は認定日ほど厳格な扱いではなく、日程変更や代替措置に応じてもらえるケースも少なくありません。ここでは、行けないときに取るべき具体的な対処法を順番に解説します。

すぐにハローワークへ連絡する

雇用保険説明会に行けないとわかったら、理由にかかわらず、できるだけ早くハローワークに電話で連絡しましょう。これが最も重要な第一歩です。

連絡が早ければ早いほど、日程変更や代替措置を案内してもらえる可能性が高まります。逆に、連絡せずに当日を迎えてしまうと「無断欠席」の扱いになり、その後の対応が難しくなることがあります。

電話の際には、以下の3点を伝えるようにしましょう。

まず、説明会に参加できないという事実を正直に伝えます。次に、行けない理由を簡潔に説明します。そして、別の日程で参加したいという意思をはっきり示すことが大切です。

ハローワークの職員は日常的にこうした相談を受けているため、誠実に事情を説明すれば丁寧に対応してもらえます。忘れていた場合や寝坊してしまった場合でも、気づいた時点ですぐに電話をすれば、次の説明会の日程を案内してもらえるケースがほとんどです。

なお、ハローワークによっては電話連絡が不要としているところもあります。たとえば、東京・新宿のハローワークでは「参加できなくなった場合、電話連絡は不要」としています。ただし、これはあくまで一部の例外であり、基本的には連絡を入れておくほうが安心です。

日程変更を相談する

ハローワークへ連絡する際には、必ず日程変更の可否を確認しましょう。説明会は認定日と比べて日程変更に柔軟なケースが多く、別の開催日に参加させてもらえる可能性は十分にあります。

ただし、日程変更がスムーズに認められるかどうかは、欠席の理由やハローワークの運用方針によって異なります。

日程変更が可能なケース

以下のような「やむを得ない事情」であれば、多くのハローワークで日程変更が認められます。

本人の病気やケガで外出が困難な場合は、正当な理由として広く認められています。家族の急病や看護が必要になった場合も同様です。また、採用面接や試験の日程と重なってしまった場合は、就職活動を優先する正当な理由にあたります。

さらに、台風や大雪などの天災によって来所が困難な場合も、不可抗力として認められます。交通機関の大幅な遅延で到着が見込めない場合も、事前に連絡すれば別日を案内してもらえることが多いでしょう。

実際に、北海道のハローワーク札幌圏では「雇用保険説明会については別の日程に変更することが可能」と公式に案内しています。大阪・河内長野のハローワークでも「日付変更は可能。最初の失業認定日前日までに受けてください」と明示しています。

変更が認められた場合でも、初回認定日の前日までに説明会を受ける必要がある点には注意してください。

日程変更ができないケース

一方で、すべてのケースで日程変更が認められるわけではありません。

旅行やレジャーなどの私的な理由は、基本的に日程変更の正当な理由として認められません。また、「なんとなく行きたくない」「面倒だった」といった理由も当然ながら受け入れてもらえないでしょう。

さらに、ハローワークによっては日程変更そのものを受け付けていない地域もあります。その場合は、説明会を受けずに初回認定日を迎えることになるため、認定日の前日までに自力で求職活動実績を1回以上作る必要が出てきます。

また、説明会の開催頻度はハローワークごとに異なり、都市部では週に2〜3回開催されている一方、地方では週1回や月数回程度のところもあります。変更先の日程が初回認定日に間に合わないケースも考えられるため、早めの相談が重要です。

動画視聴やしおり熟読の代替措置を確認する

日程変更が難しい場合や、変更先の日程が初回認定日に間に合わない場合は、代替措置の有無をハローワークに確認しましょう。

ハローワークによっては、説明会の内容を収録した動画を視聴する形で代替できるケースがあります。対面での参加が難しい方でも、自宅から動画を視聴することで説明会と同等の知識を得られるため、制度の理解という面では安心です。

また、「雇用保険受給資格者のしおり」を熟読することを代替措置としているハローワークもあります。しおりには失業保険の受給ルールや認定日の流れ、求職活動実績の考え方など、説明会で扱う内容がひととおり記載されています。

ただし、代替措置を利用した場合でも、求職活動実績は別途自分で作る必要があります。説明会に参加していれば自動的に得られるはずだった1回分の実績がカウントされないためです。具体的には、ハローワークでの職業相談や転職サイトからの求人応募、転職エージェントのオンラインセミナー受講などで、初回認定日の前日までに1回以上の実績を確保しましょう。

代替措置の内容はハローワークごとに異なるため、自分の管轄のハローワークにどのような対応があるかを直接確認するのが最も確実です。電話で日程変更を相談する際に、あわせて聞いておくとスムーズでしょう。

雇用保険説明会を欠席しても失業保険はもらえる?

「説明会に行けなかったら、もう失業保険はもらえないの?」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。

結論から言えば、雇用保険説明会を欠席しただけで失業保険の受給資格を完全に失うわけではありません。法律上、説明会への参加は基本手当の受給要件には含まれていないためです。

ただし、欠席した場合にはいくつかの条件をクリアする必要があります。ここでは、説明会を欠席しても失業保険を受け取るために知っておくべきポイントを解説します。

欠席しても認定日までに実績があればOK

雇用保険説明会を欠席した場合でも、初回認定日の前日までに求職活動実績を1回以上作っていれば、失業保険を受給できる可能性があります。

本来であれば、説明会とその後の初回講習会に参加するだけで、求職活動実績1回分が自動的にカウントされます。しかし欠席した場合、この1回分がなくなるため、自力で実績を作らなければなりません。

求職活動実績として認められる代表的な方法としては、ハローワークでの職業相談、転職サイトを通じた求人への応募、民間の転職エージェントが開催するオンラインセミナーへの参加などがあります。いずれか1つを初回認定日の前日までに行っておけば、実績要件を満たすことができます。

注意したいのは、単に求人情報を閲覧しただけでは実績にカウントされないという点です。実際に応募まで行うか、ハローワークの窓口で職業相談を受けるなど、具体的なアクションが必要になります。

説明会を欠席してしまった場合は、認定日まで残された日数を確認し、早めに求職活動に取りかかることが大切です。

ハローワークごとに対応が異なる点に注意

雇用保険説明会を欠席した際の取り扱いは、実はハローワークによって大きく異なります。自分の管轄のハローワークがどのような対応をしているかを必ず確認しておきましょう。

主に、以下の3つの対応パターンがあります。

1つ目は、説明会への参加を必須としているケースです。この場合、求職活動実績を別途作っていたとしても、説明会に出席していなければ不認定となる可能性があります。日程変更をしてでも必ず参加するよう求められるため、欠席のリスクが最も高いパターンといえるでしょう。

2つ目は、説明会を欠席しても求職活動実績があれば認定を受けられるケースです。多くのハローワークではこの対応が取られており、説明会に参加できなくても実績さえ確保していれば初回認定日を問題なく通過できます。

3つ目は、しおりの熟読や動画視聴などの代替措置を設けているケースです。説明会への出席に代わる手段を用意しているハローワークでは、代替措置を完了すれば参加扱いになることもあります。

どのパターンに該当するかは、電話で問い合わせれば教えてもらえます。「説明会に行けなかった場合、どうすれば初回認定日をクリアできますか?」と率直に聞いてみてください。ハローワークの職員は慣れた対応をしてくれるため、遠慮せずに相談することをおすすめします。

受給資格者証の受け取り方法を確認する

雇用保険説明会を欠席した場合、求職活動実績とあわせてもう1つ気をつけたいのが「雇用保険受給資格者証」の受け取りです。

受給資格者証は、失業認定を受ける際に必ず提出が求められる最も重要な書類です。通常は説明会の受付時に正式な受給資格者証が交付されるため、説明会に参加しなかった場合は手元にない状態で認定日を迎えることになります。

受給資格者証がないまま初回認定日にハローワークへ行った場合でも、窓口でその旨を伝えれば、その場で発行してもらえるケースが多いです。実際に説明会をすっぽかしてしまった方の体験談でも、認定日の受付で事情を説明したところ、すぐに受給資格者証を用意してもらえたという声があります。

ただし、すべてのハローワークで同じ対応が保証されているわけではありません。認定日当日にスムーズに手続きを進めるためにも、事前にハローワークへ電話して「説明会に参加できなかったので、受給資格者証をどのように受け取ればよいか」を確認しておくと安心です。

可能であれば、認定日より前にハローワークの雇用保険給付窓口を訪れ、受給資格者証を受け取っておくのが理想的です。認定日当日に書類の不備で手続きが滞るリスクを避けられるだけでなく、窓口で今後の流れや注意点について質問する良い機会にもなります。

説明会に行けない場合の求職活動実績の作り方

雇用保険説明会に参加できなかった場合、初回認定日の前日までに自力で求職活動実績を1回以上作る必要があります。

「説明会に出ていれば自動的にクリアできたのに、自分で実績を作るのは大変そう」と感じるかもしれませんが、実はそれほど難しいことではありません。方法を知っておけば、1日あれば十分に対応できます。

ここでは、手軽に取り組める3つの方法を紹介します。自分の状況に合った方法を選び、認定日に余裕を持って臨めるようにしておきましょう。

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ハローワークで職業相談をする

最もシンプルで確実な方法が、ハローワークの窓口で職業相談を受けることです。窓口で相談するだけで求職活動実績1回分としてカウントされるため、特別な準備がなくても実績を作れます。

職業相談と聞くと身構えてしまう方もいるかもしれませんが、内容は気軽なもので構いません。たとえば「自分に合った職種がわからない」「この求人の詳細を教えてほしい」「未経験でも応募できる仕事はあるか」など、簡単な質問や相談で問題ありません。

相談が終わると、ハローワークカードや受給資格者証に相談日の記録が残ります。この記録が認定日に求職活動実績の証明となるため、失業認定申告書にもそのまま記入できます。

また、職業相談は自分が手続きをしたハローワーク以外でも受けることができます。全国どこのハローワークでも対応してもらえるため、外出先や旅行先の近くにあるハローワークで相談しても、正式な求職活動実績として認められます。

所要時間は10〜15分程度で終わることがほとんどなので、説明会を欠席してしまった方にとっては最も手軽な選択肢といえるでしょう。

転職サイトから求人に応募する

ハローワークに行く時間がない方には、転職サイトを使ったオンラインでの求人応募がおすすめです。自宅からいつでも手続きでき、1件の応募で求職活動実績1回分になります。

利用する転職サイトに特に制限はなく、大手の転職サイトであれば問題なく実績として認められます。気になる求人を見つけて応募ボタンを押し、必要事項を入力して送信するだけなので、早ければ数分で完了します。

ここで押さえておきたいのは、求人情報を閲覧しただけでは実績にならないという点です。あくまで「応募」というアクションまで完了させる必要があります。失業認定申告書には応募先の企業名や応募日を記載することになるため、応募した内容はメモしておきましょう。

なお、応募後に選考を辞退したとしても、応募した時点で求職活動実績としては有効です。必ずしも選考を最後まで受ける必要はありませんが、むやみに辞退を繰り返すと今後の転職活動に支障をきたす可能性もあるため、ある程度興味のある求人に応募するのが望ましいでしょう。

認定日まで日数が少ない場合や、ハローワークまで足を運ぶのが難しい場合には、この方法が最も効率的です。

転職エージェントのオンラインセミナーを受講する

転職エージェントが主催するオンラインセミナーの受講も、求職活動実績として認められる方法の1つです。自宅からパソコンやスマートフォンで参加できるため、移動の手間や交通費がかかりません。

大手転職エージェントでは、職務経歴書の書き方や面接対策、業界研究といったさまざまなテーマのセミナーが頻繁に開催されています。テーマ数や開催頻度が豊富なため、自分のスケジュールに合ったセミナーを見つけやすいのもメリットです。

セミナーを受講すると参加証明書や受講履歴が発行される場合もあり、失業認定申告書に記載する際の裏付けになります。申告書にはセミナー名や受講日を記入し、求職活動の内容として報告すれば問題ありません。

また、一部のエージェントではリアルタイムの参加が難しい方のために録画視聴を用意していることもあります。ただし、録画視聴が求職活動実績として認められるかどうかはハローワークの判断によるため、事前に管轄のハローワークへ確認しておくと安心です。

オンラインセミナーは求職活動実績を作れるだけでなく、実際の転職に役立つ知識やノウハウを得られる点でも一石二鳥の方法です。説明会に行けなかったことをきっかけに、転職エージェントのサービスを活用し始めるのも賢い選択といえるでしょう。

雇用保険説明会を欠席した場合の注意点

雇用保険説明会に行けなかった場合、日程変更や求職活動実績の確保といった対処法を取ることが大切です。しかし、それだけでは十分とはいえません。

欠席した後の行動次第では、失業保険の受給が遅れたり、ハローワークとの信頼関係に影響が出たりする可能性もあります。ここでは、説明会を欠席した方が見落としがちな3つの注意点を解説します。事前に把握しておくことで、不要なトラブルを防ぎましょう。

初回認定日は原則変更できない

雇用保険説明会の日程は比較的柔軟に変更できるケースがありますが、初回認定日は原則として変更が認められません。この違いを正しく理解しておくことが非常に重要です。

認定日は失業状態にあることを確認するための公式な手続き日であり、説明会とは異なり厳格に管理されています。認定日にハローワークへ行かなければ、その期間の失業認定が受けられず、失業手当は支給されません。

認定日の変更が認められるのは、採用面接や試験の受験、本人の病気やケガ、親族の看護や危篤、天災など、ごく限られたやむを得ない理由に該当する場合のみです。しかも、変更が認められた場合でも、理由を証明する書類の提出を求められることがあります。

説明会を欠席してしまった方は、初回認定日までに求職活動実績を作り、受給資格者証の受け取り方法を確認するなど、やるべきことが増えています。認定日だけは絶対に逃さないよう、スケジュール帳やスマートフォンのリマインダーに登録しておくことを強くおすすめします。

説明会と認定日の両方を欠席してしまうと、失業保険の受給が大幅に遅れるだけでなく、最悪の場合は受給資格に影響が出る可能性もあります。説明会に行けなかったとしても、認定日には必ず出席するようにしましょう。

遅刻した場合は入場できない可能性がある

雇用保険説明会は、開始時刻に遅れると会場に入れてもらえない場合があります。「少し遅れるだけだから大丈夫だろう」と軽く考えるのは危険です。

説明会は多くの受給資格者が一斉に参加する形式で行われており、途中入場を認めると進行に支障をきたすため、遅刻者の入室を断るハローワークが少なくありません。たとえ数分の遅れであっても、受付が締め切られていれば参加できなくなります。

遅刻の原因が寝坊であっても、交通機関の遅延であっても、まずはその時点でハローワークに電話連絡を入れましょう。到着が間に合わないと判断された場合は、別日の説明会に振り替えてもらえるよう手配してもらえることがあります。

連絡なしに遅れて会場に到着した場合、その日の説明会には参加できず、さらに別日への振り替えにも手間がかかる可能性があります。説明会当日は時間に余裕を持って行動し、開始時刻の10分前には受付を済ませておくのが理想です。

万が一遅刻して入場を断られた場合は、そのまま帰るのではなく、ハローワークの窓口で今後の対応を相談してください。次回の説明会の日程や、求職活動実績を自力で作る方法について案内してもらえます。

欠席理由は正直に伝える

ハローワークに欠席の連絡をする際は、理由を正直に伝えることが鉄則です。嘘をついたり事実を誇張したりすることは、絶対に避けてください。

ハローワークは不正受給に対して非常に厳しい姿勢を取っており、虚偽の申告には敏感です。欠席理由を偽って「やむを得ない事情」に見せかけようとすると、後から矛盾が発覚した際に信頼を大きく損ねてしまいます。その結果、今後の認定手続きにおいても不利に働く可能性は否定できません。

たとえば「体調不良」と嘘をついた場合、証明書の提出を求められて困る事態になりかねません。また「面接があった」と偽れば、面接証明書の提出が必要になり、辻褄が合わなくなるでしょう。

実際のところ、単に予定を忘れていた場合や日程を勘違いしていた場合でも、正直に伝えれば次の説明会への振り替えに応じてもらえるケースがほとんどです。ハローワークの職員は日常的にこうした相談を受けており、誠実な態度で対応すれば柔軟に対処してもらえます。

なお、趣味のイベントや旅行などの個人的な理由で欠席する場合は、やむを得ない事情とは認められない可能性があります。そのような場合でも、正直に伝えたうえで代替措置や別日程の案内を受けたほうが、結果的にスムーズに手続きが進みます。大切なのは、嘘をつかず、参加の意思があることをしっかり示すことです。

初回認定日にも行けない場合の対処法

雇用保険説明会だけでなく、初回認定日にも行けない状況に陥ることがあるかもしれません。しかし、認定日は説明会とは異なり、失業保険の受給に直結する極めて重要な手続き日です。

認定日を安易に欠席すると、その期間の失業手当が支給されなくなるため、慎重に対応する必要があります。ここでは、認定日に行けない場合に知っておくべき変更手続きの条件と、欠席した際の影響について解説します。

認定日を変更できるやむを得ない理由とは

失業認定日は原則として変更できません。しかし、ハローワークが「やむを得ない理由」と認めた場合に限り、例外的に認定日の変更が認められます。

変更を希望する場合は、原則として認定日の前に事前申請が必要です。ただし、突発的な事情で事前に連絡できなかった場合は、次の認定日の前日までに申し出れば変更の取り扱いを受けられる場合もあります。

いずれの場合も、理由を証明する書類の提出が求められるため、口頭での説明だけでは認められない点に注意してください。

変更が認められる具体的な事由

ハローワークが認定日の変更を認めている「やむを得ない理由」は、主に以下の3つのカテゴリーに分けられます。

1つ目は就職活動に関する理由です。採用面接や採用試験、資格試験の受験など、就職に直接関わる予定が認定日と重なった場合は、変更が認められます。ハローワークの紹介によるものかどうかは問いません。

2つ目は本人や家族に関するやむを得ない事情です。本人の病気やケガ、結婚、親族の看護、親族が危篤状態にある場合や死亡した場合などが該当します。また、子どもの入学式や卒業式への出席も変更理由として認められています。

3つ目は外的要因による理由です。地震や台風などの天災、交通事故、公共交通機関の大幅な遅延や運休など、自分ではコントロールできない事情で来所が困難な場合も対象となります。

一方で、旅行や友人との約束、個人的な買い物といった私的な理由では、認定日の変更は一切認められません。

変更に必要な証明書類

認定日の変更が認められるには、やむを得ない理由を客観的に証明できる書類をハローワークに提出する必要があります。理由ごとに求められる書類が異なるため、事前に確認しておきましょう。

就職活動が理由の場合は、面接証明書や採用試験の案内状などが必要です。面接証明書はハローワークで書式を受け取り、面接を行った企業に記入・押印してもらう形が一般的です。

病気やケガが理由の場合は、医療機関の領収書や診断書、傷病証明書の提出が求められます。なお、病気やケガの期間が15日以上に及ぶ場合は、傷病手当への切り替えや受給期間の延長といった別の手続きが必要になるため、ハローワークに相談してください。

親族の看護や危篤、死亡が理由の場合は、看護証明書や法事証明書、親族関係を示す証明書などが必要です。これらの書式もハローワークで用意されている場合があるため、電話で確認したうえで準備を進めましょう。

証明書類を準備する際は、必ず事前にハローワークへ電話連絡し、担当職員の指示を受けてください。書類の右上に対応した職員名を記入するよう求められるケースもあり、職員名の記載がないと受理されないことがあります。

認定日に行けないと失業保険はどうなる?

認定日にハローワークへ行けなかった場合、その認定日に認定を受けるはずだった期間(前回認定日から今回認定日の前日まで)の失業手当は支給されません。

ただし、認定日に行けなかったからといって、失業保険の受給資格を完全に失うわけではありません。受給金額が減額されるペナルティも課されません。支給されなかった期間分の手当は後日に繰り越される仕組みになっているため、受給期間内(離職日の翌日から原則1年間)であれば、最終的に受け取れる総額は変わりません。

とはいえ、次回の認定日まで手当が支給されないことには変わりないため、生活資金の面で大きな影響が出る可能性があります。次の認定日に確実に認定を受けるためには、欠席した認定日の翌日から次の認定日の前日までの間にハローワークを訪れ、職業相談を受けるなどの求職活動実績を作っておく必要があります。

認定日を忘れていた、または私的な理由で行けなかった場合は、気づいた時点でなるべく早くハローワークに出向き、事情を説明してください。次回の認定日を確認し、必要な手続きについて案内を受けることができます。

受給期間の1年間を過ぎてしまうと、本来もらえるはずだった給付日数が残っていても受け取れなくなります。認定日の欠席が続くと受給期間内に全額を受け取れないリスクが高まるため、認定日は最優先のスケジュールとして管理することが大切です。

まとめ:雇用保険説明会に行けない場合はまずハローワークに連絡しよう

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雇用保険説明会に行けない場合、最も大切なのは「できるだけ早くハローワークに連絡すること」です。連絡さえ入れておけば、日程変更や代替措置を案内してもらえるケースが多く、失業保険の受給に大きな支障をきたすことは避けられます。

雇用保険説明会に行けないことは、決して珍しいことではありません。大切なのは放置せず、早めに行動を起こすことです。ハローワークの職員は日常的にこうした相談に対応しているため、遠慮せずに連絡して、自分に合った対処法を確認してみてください。

この記事を書いた人

木本旭洋のアバター 木本旭洋 株式会社イールドマーケティング代表取締役

株式会社イールドマーケティング代表。大手広告代理店でアカウントプランナー、スタートアップで広告部門のマネージャーを経験後、2022年に当社を創業。バックオフィス部門も統括。入社・退職時の年金、健康保険、雇用保険、年末調整などを行なっています。

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